MBMでマルチブート

2005/10/10

私はMBMというフリーソフトでWindowsやLinuxのマルチブートをしています。
けっこう便利に使えているのでメモを残しておきました。

ここでは、FreeDOSなどを利用して、フリーなツール類だけでマルチブート環境を作ることにします。

MBM単体でも使えるのですが、DOSが起動できる環境を1つ作っておくと便利だと思います。

LILOやgrubでのマルチブートと違い、起動FDDさえ作ってしまえば簡単に使えます。 MBM自体はとても簡単な操作なので、ここでは起動FDD(CD)を作るまでを重点的に書いておきます。


準備するもの

このメモどおりに行うと以下の2つが必要ですので、事前に準備しておいてください。

  • フロッピー2枚
  • 解凍ソフト

各種、必要なソフトのダウンロード

最初に以下の必要なソフトウェアをダウンロードしておきます。
Windows環境でダウンロードしてください。

ここでは説明を簡単にするため、C:\downloadというフォルダの中にダウンロードしたこととして書きますので、適宜、読み替えてください。

  • FreeDOSをダウンロードします。FreeDOSの「Download FreeDOS」から次の2つをダウンロードします。
    • fdos1440.img
    • rawrite.exe
  • DR-DOSによるDOS/V環境の構築の「DOS/V環境構築計」にあるキーボードドライバ JIS_A01 をダウンロードします。
  • config.lzhをダウンロードします。
  • MBMの「MBM R0.38フルセットのダウンロード (54KB)」をダウンロードします。

FreeDOSのインストール用FDDを作成

  1. パソコンにフロッピーを入れます。
  2. Dosプロンプト(コマンド プロンプト)を起動します。
  3. ダウンロードしたフォルダにcdします。
    C:\>cd \download
  4. FreeDOSをフロッピーにインストールします。これでAドライブにインストールされます。
    C:\download>rawrite -d a -f fdos1440.img
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- : ←ここでEnterします
  5. 出来上がったフロッピーが、FreeDOSのインストール用フロッピーですので、わかるようにメモしておきます。

起動用FDDの作成

  1. パソコンの電源を切ります。
  2. 上記で作成したFreeDOSインストール用のフロッピーを挿入します。
  3. BIOS設定でFDDから起動できるようにします。
  4. パソコンを起動します。
  5. 起動後「1」を2回選択すると(または、一定時間経過すると)、「FreeDOS Beta9 ServiceRelease1 (2004-Novenber-30) INSTALLATION」というメニュー画面が表示されます。
    ここで30秒以内に「F5」を押します。これでプロンプトが表示されて入力待ちになります。
    万一、30秒以内にF5を押せなかったらリセットしてください。
  6. 起動FDDを作成しますのでフロッピーを入れ替えます。
  7. 念のためフロッピーをフォーマットし、freeDosシステムをインストールします。
    A:\>cd freedos
    A:\FREEDOS>format b:
    「:」はそのまま入力できませんのでShift+;(セミコロン)で入力してください。
    ここでボリュームラベルを聞かれますが、そのままEnterして大丈夫です。
    A:\FREEDOS>sys b:
  8. これで起動フロッピーは完成しました。フロッピーをぬいていつものようにWindowsを起動します。

起動に必要なファイルのコピー

上記までで「インストールFDD」と「起動FDD」ができているはずです。
このままでも使えますが、ここでは他の目的でも使えるようにDOS用ドライバーをコピーしておきます。

  1. Windowsが起動したら、インストールFDDをパソコンに入れて、Aドライブを開きます。
  2. Aドライブの中の「FREEDOS」と「DRIVER」というフォルダをC:\downloadにコピーします。
  3. 起動FDDに入れ替えます。
  4. 起動FDDに、さきほどコピーした「FREEDOS」と「DRIVER」のフォルダーをフォルダーごとコピーします。
  5. jis_a01.lzhを解凍して「JIS_A01.COM」を取り出し、これを起動FDDのA:\にコピーします。
  6. config.lzhを解凍して「config.sys」と「autoexec.bat」を起動FDDのA:\にコピーします。
  7. mbm038.zipを解凍してMBM.COMを起動FDDのA:\にコピーします。

これでFreeDOSの起動FDDは完成です。このFDDだけでMBMが使えます。また、このFDDで起動するとIDE-CDドライブも使えるはずです。

ここまで出来たら、できれば起動CDを焼いておくと便利かもしれません。

なお、1度起動FDDを作ってしまうとインストールFDDは不要です。


マルチブートの実際

最初に書きますが、あくまで自己責任でお願いします。私が使った経験では過去、問題は起こっていませんがハード構成にも関係するかもしれません。

マルチブート環境のコツは、最初にWin環境をインストールしてしまうことです。これさえしてあれば、そう難しくありません。

  1. Windows環境をインストールしてしまいます。
  2. VineLinuxなど、他のOSをインストールします。これは拡張パーティションにすべてインストールしてしまっても大丈夫です。 インストール時の注意点として、必ずMBRにブートローダーをインストールしないようにすることです。 VineならLILOを「ブート・パーティションの最初のセクターにインストール」というのを選択します。
  3. 同様にして、MBRへインストールしなくても良いOSであれば、何度でも追加インストールしていってかまいません。 また、空きエリアがあるなら、MBMインストール後に追加で別のOSをインストールしてしまっても大丈夫です。
  4. 作成しておいたFreeDOS起動FDDでパソコンを起動します。
  5. プロンプトが表示されたら次のようにします。
    C:\>mbm install
    インストールするかどうか、確認されるので「y」を入力します。

この後、再起動すると簡単なメニュー画面が表示されます。↑↓で選択してEnterで指定したパーティションのOSが起動します。

F1で簡単なヘルプが表示されます。

わかりやすいように、F2で起動パーティションに名前を付けておくと便利だと思います。

日本人が開発したソフトですので、MBM.TXTにきちっとしたドキュメントが書かれています。これ以外にも色々な機能がありますので、詳しくは付属ドキュメントを参照してみてください。

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