Vine Linux 4でMySQL5.0

2006/10/12

これを書いている時点では、Vine4β3での動作テストした部分までです。実際のVine4正式版では若干違ってくるかもしれません。

ここでは、Vine Linux 4.0 (以下Vine4) にMySQL本家の最新版rpmをインストールし、日本語環境で動作させるところまでを目標にしています。
また、PHPからMySQL5へ接続して使えるようにするのも実現します。
Vine4では標準配布されたMySQL バージョン4.0が存在するので、MySQL4.0で問題ない人は、このメモは不用のものです。


目次

  1. MySQL5.0パッケージのインストール
  2. MySQL5の日本語向け設定
  3. PHP5の利用

MySQL5.0パッケージのインストール

目次へ
  1. MySQL本家のダウンロードから「Linux x86 generic RPM (dynamically linked) downloads」の部分をダウンロードします。
    必須パッケージとオプション・パッケージがありますので、最低でも必須パッケージはダウンロードします。 ここでは例として最低限、必要な次のパッケージをダウンロードします。他に必要なオプション・パッケージはご自身の判断で追加ダウンロードしてください。
    • MySQL-server-5.0.26-0.glibc23.i386.rpm
    • MySQL-client-5.0.26-0.glibc23.i386.rpm
    この例ではMySQLのバージョンが5.0.26だったので、上記ファイル名になっていますが、別のバージョンでは別ファイル名となっています。
  2. MySQLで必要となるパッケージをインストールしておきます。
    $ su
    # apt-get update
    # apt-get install perl-DBI
  3. ダウンロードしたファイルをインストールします。
    # rpm -Uvh MySQL-server-5.0.26-0.glibc23.i386.rpm \
    > MySQL-client-5.0.26-0.glibc23.i386.rpm

MySQL5の日本語向け設定

目次へ

MySQL本家が配布しているrpmパッケージは、英語圏で使えるようにビルドされています。そこで、設定ファイルを使って日本語を初期文字コードにしましょう。

  1. my.cnfをコピーします。/usr/share/mysql/にmy.cnfの雛型があるので、その中から選択してコピーします。
    この例では、比較的低スペックなサーバでもそのまま使えるmy-medium.cnfを使うことにします。
    # cp /usr/share/mysql/my-medium.cnf /etc/my.cnf
  2. /etc/my.cnfを編集します。
    日本語向けの最低限の設定は、以下となります。
    [mysqld]
    # クライアント文字セットをサーバ文字セットと同じになるように
    # 設定される。
    # サーバ側をujisにすると、クライアントは「set names ujis」を
    # 実行した直後と同じような動作をする。
    skip-character-set-client-handshake
     
    # サーバ文字コードセットの指定
    # ujis, sjis, utf8などを指定できる
    default-character-set=ujis
  3. MySQLサーバの再起動をします。
    # /etc/init.d/mysql restart

PHP5の利用

目次へ

Vine4でPHP+MySQL5を利用するには、いくつか方法があります。

  • /etc/my.cnfで[mysqld]の部分に「old_passwords」と記述し、その後にMySQLのパスワードを設定する。これでMySQL4クライアントから接続可能なショート・パスワードとなる。
  • MySQLのアカウントを作るとき、パスワードを次のような感じで設定する。これでショート・パスワードとなる。
  • set password for username@localhost=old_password('パスワード文字列');
  • MySQL5 (MySQL-develを含む) をインストールした後、PHPをリビルドする。これだとPHPでロング・パスワードも利用できる。

上記手法で、PHPをリビルドする方式を選んだなら、次のようにします。

  1. MySQL5.0パッケージのインストールの要領で、MySQL本家からMySQL-develパッケージをダウンロード&インストールしておく。
  2. ソースを取得します。
    $ apt-get source php5
  3. リビルドします。
    $ cd ~/rpm/SPECS
    $ rpmbuild -ba php5.spec
    ここで「エラー: ビルド依存性の失敗:」などと言われたら、足らないパッケージを「apt-get install パッケージ名」としてインストールしてください。
  4. リビルドが完了したらインストールします。
    $ cd ~/rpm/RPMS/i386
    $ su
    # rpm -Uvh パッケージ名
    最低限、php5, php5-pear, php5-apache2, php5-mysqlぐらいのパッケージはインストールする必要があります。

ただし、データ構造の互換性はありませんので、MySQL4からMySQL5にデータを引き継ぐ場合は、mysqldumpで吐き出しておいて、MySQL5でインポートする必要はあります。

Copyright©2001-2017 釣ったよ! All Right Reserved.    sg@tsuttayo.jpn.org