VineLinuxでNetatalkを使う

2004/02/12 「Sambaを使おう」へ戻る

Netatalkとは

ここにnetatalk詳しい説明が書かれてます。AppleTalkプロトコルを使ってMacとLinuxとのファイル共有をするプログラムですね。

VineLinuxでNetatalkを使う方法として、2種類やってみました。

それぞれ一長一短がありますので、ご自身の環境に合わせてみてください。


VinePlusのrpmを利用してNetatalkを利用

VinePlusにrpmパッケージが準備されていますので、ここではそれを使ってインストールします。 Apacheもrpmパッケージをインストールしてあるものとして書いてます(Apache1.3.27)。

ここではあえて難しいことは行わず、ホームディレクトリをAppleTalkで公開することのみ書きます。

注意として、この方法ではSAMBAと併用した場合、Windows固有の漢字を使ったファイル名ではうまくありません。こういった場合は、Netatalkをソースからインストールしてください。

  1. rootになります。
    $ su -
  2. aptがplusパッケージを読み込むように設定します。
    /etc/apt/sources.listをエディタで編集します。
    以下のような所を探して、「ring mirror」「jaist mirror」「kddlabs mirror」のいずれかにある「rpm」「rpm-src」の行のコメントをはずします。この2行だけ、先頭の「#」文字を削除して保存します。
    ##
    ## Vine Linux 2.6 FTP
    ##
    # (ring mirror)
    #rpm     http://www.t.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus plus-noarch
    #rpm-src http://www.t.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus
    #
    # (jaist mirror)
    #rpm     ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus plus-noarch
    #rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus
    #
    # (kddlabs mirror)
    #rpm     ftp://ftp.kddlabs.co.jp/pub/Linux/distributions/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus plus-noarch
    #rpm-src ftp://ftp.kddlabs.co.jp/pub/Linux/distributions/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus
  3. パッケージをインストールします。
    # apt-get install netatalk netatalk-devel
  4. Netatalkを起動します。
    # /etc/init.d/atalk start
  5. 起動時にNetatalkが自動起動されるように設定しておきます。
    # ntsysv
    atalkを選択して、スペースキーを押します。これで「*」マークを付けてください。その後、Tabキーで「完了」を選択して「Enter」キーを押します。

これで設定は終了です。あとはMacからAppleShareを開けば、インストールしたLinuxサーバーが出てくると思います。

参考サイト

@IT:Macintoshとファイルを共有するには

Netatalkをソースからインストールして利用

VinePlusのNetatalkと、ソースからインストールした場合の違いは、VineのNetatalk rpmではEUCでファイルが保存されるようなのです。 これはVine独自仕様です。通常、これでも問題はありません。

ただし、SAMBAと併用した場合では困ることがおきます。 SambaをEUC設定にするとWindows独自の漢字ファイル名でSAMBAが利用できません。

そこで、Sambaを「coding system = CAP」で利用したくなります。CAPでは、Windows独自の漢字を使ったファイル名でも保存できるようです。

したがって、SambaをEUCに設定(coding system = EUC) しても困らないのならば、VinePlusのNetatalkがお勧めです。 「coding system = CAP」じゃないと困る場合だけ、Netatalkをソースからインストールしましょう

以下はVineLinux 2.6r1にnetatalk-1.6.4をインストールした時の記録です。

  1. SourceForge.net: Project Filelistからnetatalk-1.6.4.tar.gzを取得します。
  2. 取得したnetatalk-1.6.4.tar.gzを/usr/local/srcへ移動しておきます。
  3. 解凍します。
    $ tar zxvf netatalk-1.6.4.tar.gz
  4. コンパイルします。
    $ ./configure \
    > --sysconfdir=/etc \
    > --with-did=cnid \
    > --with-pam \
    > --with-shadow \
    > --with-flock-locks \
    > --enable-redhat \
    > --with-ssl-dir=/usr/lib
    $ make
  5. インストールします。
    $ su
    # make install
  6. /etc/netatalk/afpd.confを編集します。私は次の行を追加しました。
    - -transall -uamlist uams_randnum.so,uams_dhx.so
  7. netatalkを自動起動に設定します。
    # /sbin/chkconfig atalk on
  8. netatalkを起動します。
    # /etc/init.d/atalk start

これでMacからログインしたユーザーのホーム・ディレクトリが共有されます。CAP文字コードになるのでSAMBAと併用する場合は、SAMBA側の設定を「coding system = CAP」としてください。

参考サイト

LinuxでAppleShareサーバ構築 (9)
Netatalk講座 [SMART!]
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