Samba日本語版のインストール (samba-2.2.8a-ja-1.1)

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インストールの前に

VineLinux2.6では標準でSamba2.0が採用されています。このバージョンでもワークグループのファイル・サーバーとして使うのなら問題ありません。Samba2.2ではWindows2000,XPのPDCとして動作できますので、この機能が必要な場合のみインストールしましょう。Samba2.0とSamba2.2との違いは日本 Samba ユーザ会で詳しく説明されていますので、そちらも確認してください。

また、Vine2.6付属のLDAPを使ってSamba2.2の認証をする機能は確認していません(ここの説明のコンパイル方法ではLDAPを使った認証はできません)。

それと、テストの環境でVine2.1.5へもインストールしてみましたが、こちらではコンパイル自体うまくいきませんでした。

上記を納得の上でインストールするようにしましょう。


インストール手順

インストールの説明は長いですが、インストール自体はあまり難しくありません。

  1. rootになります。
    $ su -
  2. 現在、Samba2.0がインストールされているかを確認します。次のように入力してパッケージ名が表示されるなら、インストール済みです。
    # rpm -qa | grep samba
    samba-common-2.0.10_ja_1.2-0vl3.26
    samba-client-2.0.10_ja_1.2-0vl3.26
    samba-2.0.10_ja_1.2-0vl3.26
  3. もしも、Samba2.0がインストール済みならアンインストールします。
    # rpm -e samba-client
    # rpm -e samba
    # rpm -e samba-common
  4. ソース(samba-2.2.8a-ja-1.1.tar.gz)を日本 Samba ユーザ会から取得します。
  5. 取得したソースを/usr/local/srcへ移動しておきます。
    # mv samba-2.2.8a-ja-1.1.tar.gz /usr/local/src
  6. 解凍します。
    # cd /usr/local/src
    # tar zxvf samba-2.2.8a-ja-1.1.tar.gz
  7. ファイルの所有者を変更します。
    # chown -R $USER. samba-2.2.8a-ja-1.1*
    # exit
  8. コンパイルの準備をします。
    $ cd /usr/local/src/samba-2.2.8a-ja-1.1/source
    > ./configure \
    > --with-fhs \
    > --prefix=/usr \
    > --localstatedir=/var \
    > --with-lockdir=/var/lock/samba \
    > --with-piddir=/var/run \
    > --libdir=/etc/samba \
    > --with-configdir=/etc/samba \
    > --with-privatedir=/etc/samba \
    > --with-codepagedir=/usr/share/samba/codepages \
    > --with-sambabook=/usr/share/swat/using_samba \
    > --with-swatdir=/usr/share/swat \
    > --with-pam \
    > --with-pam_smbpass \
    > --with-syslog \
    > --with-msdfs \
    > --with-mmap \
    > --with-vfs \
    > --with-i18n-swat \
    > --with-quotas \
    > --with-smbmount \
    > --with-automount \
    > --without-smbwrapper \
    > --with-utmp
  9. コンパイルします。
    $ make
  10. インストールします。
    $ su
    # make install
    # cp -f ../examples/smb.conf.default /etc/samba/smb.conf
    # cp -f ../packaging/RedHat/samba.pamd /etc/pam.d/samba
    # cp -f ../packaging/RedHat/samba.log /etc/logrotate.d/samba
    # cp -f ../packaging/RedHat/smb.init /etc/init.d/smb
  11. Sambaサーバーを起動時に自動的に起動するようにしておきます。
    # chmod 755 /etc/init.d/smb
    # /sbin/chkconfig smb on
  12. swatの環境設定をします。

    /etc/servicesをエディタで開いて以下の行を追加します。

    swat            901/tcp

    /etc/inetd.confをエディタで開いて以下の行を追加します。
    swat    stream  tcp     nowait.400 root /usr/sbin/tcpd /usr/sbin/swat swat

    /etc/hosts.allowをエディタで開いて以下の行を追加します。 (IPアドレスはLAN環境に合わせてください)
    swat: localhost 192.168.

  13. inetdを再起動します。
    # /etc/init.d/inet restart

  14. ログを保存するディレクトリを作成しておきます。
    # mkdir /var/log/samba

これでSamba2.2のインストールは完了です。

あとはswatで設定していけば使えるようになります。 http://SERVERNAME:901/ でswatを起動しましょう (SERVERNAMEはSambaをインストールしたサーバー)。パスワードはrootパスワードを入力します。


参考にした資料

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