ダイナミックDNSのIP自動更新

先ほど説明したように、ダイナミックDNSではインターネット回線の接続・切断を行うたびにNo-IP.comのIPアドレスを設定し直す必要があります。

しかし、これでは24時間稼動させるサーバーでは不都合です。ずーっとパソコンの前に座っていなくちゃだめですから。

そこで、このIPアドレス登録作業を自動化させましょう。これが出来れば、サーバーはほったらかしでもちゃんとインターネット側からアクセスできるようになります。


No-IP.com Dynamic DNS update client

自動更新するにはプログラムが必要ですが、No-IP.comがちゃんとプログラムを準備してくれています。 まず、このプログラム(No-IP.com Dynamic DNS update client)をダウンロード&インストールしてみましょう。

  1. Download a Free Dynamic DNS Update client for your dynamic IPで「Linux / Unix」をクリックします。次のページで「noip-2.0.14.tar.gz」のダウンロードができます。
  2. ダウンロードしたファイルを解凍します。
    $ tar zxvf noip-2.0.14.tar.gz
  3. 解凍したディレクトリへ移動します。
    $ cd noip-2.0.14
  4. コンパイルします。
    $ make
  5. インストールします。
    $ su
    # make install
    この時、次のような設定画面が表示されますので入力していきます。デフォルト値のままでOKだと思います。
    if [ ! -d /usr/local/bin ]; then mkdir -p /usr/local/bin;fi
    if [ ! -d /usr/local/etc ]; then mkdir -p /usr/local/etc;fi
    cp noip2 /usr/local/bin/noip2
    /usr/local/bin/noip2 -C -Y -c /tmp/no-ip2.conf
    
    Auto configuration for Linux client of no-ip.com.
    
    Please enter the login/email string for no-ip.com ここでNO-IPに登録したメールアドレスを入力
    Please enter the password for user 'xxx@xxx.xxx.xxx' ここでNO-IPのパスワードを入力
    
    Only one group [noip] is registered to this account.
    It will be used.
    Please enter an update interval:[30] Enterを押す
    Do you wish to run something at successful update?[N] (y/N) Enterを押す
    
    New configuration file '/tmp/no-ip2.conf' created.
    
    mv /tmp/no-ip2.conf /usr/local/etc/no-ip2.conf
  6. 起動スクリプトのインストールをします。
    # cp redhat.noip.sh /etc/init.d/noip
    # chmod 755 /etc/init.d/noip
  7. サーバー起動時にサービスが自動起動されるように設定します。
    # /sbin/chkconfig noip on
  8. noipサービスを開始します。
    # /etc/init.d/noip start

設定が終わったら、サーバーを再起動して動作テストをしますが、その前にルーターの回線を切断しておいてください。
サーバーが再起動されると自動的にインターネットへ接続してNo-IP.comに接続後、新しいIPアドレスに更新してくれるはずです。

No-IP.comにログインして、ちゃんとアドレスが変わっているかを見てください。

これで回線切断・再接続が行われても、No-IP.comに自動登録されるようになっています。

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