デスクトップ環境の整備

カーネルUPした途端に、またまたVineが最新カーネルを出しました。 それと、私の要望に答えたわけではないのでしょうけど、やっと最新版2.6r3が出て、今後は助かります。 しかし、この最新カーネルでもうちのネットワーク・インターフェイスには未対応でした。

私もそうでしたから、Linux初心者のためにも念のため書いておきます。Vineは頑固なまでの安定志向なので、比較的バージョンUPの頻度は少なめなのです(このほうが私はいいと思っています)。
でも、セキュリティ・ホールへの対応はきちっとしています。こういうバージョンUPはすぐに行われています。
今回のように最新バージョンが出たからと言って、ゼロからインストールする必要があることは稀です。 Windows Updateのように、モジュール単位でバージョンUPすれば、実質的に最新版と変わりません。
ただし、これが不可能でクリーン・インストールが必要な時もたまにあるようです。 Linux自体のカーネルが大きくバージョンUPすると、クリーン・インストールしたほうがいいかと思います。(たとえば、Linuxカーネル2.6のVineが出たときなど)

私だけかもしれませんけど、昔は最新版が出たときとか、「ちょっとわからなくなった」と感じるたびに、クリーン・インストールしていました。これはたいへん疲れるので、念のため書いておきました。


デスクトップ環境の整備について

前置きが長くなってしまいましたが、Linuxではデスクトップ環境などまったく期待していませんでした。 過去、使ったことはありますが、はっきり言ってWindowsよりも重たかったですし、そのわりに機能も低くて「使えないなぁ」と思ってました。

ですが、サーバーを新調し、やっとサーバー入れ替えも一段落したので、久しぶりにKDEをインストールしてみたくなったのです。TurboLinuxのデスクトップがたいへん美しいので、「Vineで何とかならないものか」と感じましたので。


ATOK-Xのインストール

ATOK XをVine Linuxで利用のようにして、まずはATOKXをインストールです。カナ漢字変換が使えないと、私はデスクトップとしては使えませんのでこれはたいへん大事な作業です。

ここに書いてもジャスト・システムさんはやってくれないかもしれませんけど、もうそろそろATOK-XのバージョンUPをしてほしいです。さすがにMS-IMEと比較しても古さを感じるようになりました。カナ変換のためにはATOK-Xは必要です。


KDEのインストール

Vine Plusパッケージを参照するように /etc/apt/sources.list を編集しておき、一気にインストールです。(ご自身でコンパイル作業の予定がないなら、kdebase-develのインストールは必要ないと思います)

# apt-get install kdebase kdebase-devel kde-i18n-ja

あとは、startxとした時にKDEが起動されるようにしておきます。これはKDEを使う一般ユーザーで行います。

$ setwm kde

そして、いよいよXの起動です。ワクワク...。

$ startx

ザッと使ってみた感じでは、期待以上ですね。安定しており、数日使った感じではまだ1度も落ちていません。

また、今回はメモリ自体が512MBあるせいか、サクサク動いてくれます。相変わらずmozzilaは重いけど Konqueror 3.1.4 は軽くてタブ・ブラウザなこともあって、普段はこれで充分使えています。

Windowsから「お気に入り」をコピーしたら、もうWindows環境と気分は同じです。


ネットワーク コンピュータ

Windowsと混在したネットワークなので、KDEでも「ネットワーク コンピュータ(マイ ネットワーク)」があると便利ですよね。

それで、これと同等の機能をデスクトップにアイコンとして作りました。

  1. デスクトップを右クリック。Windowsっぽいでしょ。
  2. 「新規作成/場所へのリンク (URL)...」を選択。
  3. 「ファイル名」には「マイ ネットワーク」、「新規の場所へのリンク」には「smb:/」と入力してから「OK」をクリック。
  4. デスクトップにアイコンができたら、クリックして開いてみるとWindowsクライアント名の一覧がちゃんと出てきます。
  5. 後は、アイコンをそれらしいものに変更します。

これでWindows同様、ネットワーク経由のファイルコピーが簡単です。ちょっとしたコピーなどではftpより楽ですよ。漢字ファイルも問題なくいけるようです。

ただし、残念ながらVineの標準構成では次の制約があるようです。ちゃんと設定すれば克服できる問題だと思いますが、今のところはこれでやっています。

  • Linux側からWindows共有へ書き込みができません。
  • Windowsとは違ってパスワードの自動送信の機能がないので、Everyoneに公開しないと共有フォルダを開けません。
  • この時点ではsambaサーバーを立てていないので、Windows側からLinux側の共有へアクセスすることはできません。

2003/12/21日のデスクトップのスクリーンショット

かなり使えるようになってきたので、デスクトップのスクリーンショットを公開しておきます。

普段、サーバーは電源を落とさないので、ちょっとWebを見たり、メールのチェックだけなら、Windowsマシンを起動する必要もなく、便利に使わせてもらっております。

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